インターネットビジネスにおけるGoogle Driveの使い方

Google Drive(グーグルドライブ)は、Googleが提供するオンラインストレージサービスです。

オンラインストレージは、インターネット(クラウド)上にファイルを保管でき、インターネットにつながりさえすればどこからでもファイルにアクセスすることができます。

Google Driveの特長と、ネットビジネスではどんな使い方ができるか、以下で解説していきます。

Google Driveの特長は?

無料で使える容量が大きい

まずは何と言っても、無料で使える保存容量の大きさでしょう。

Googleアカウント1つあたり15 GBまでファイルを保管することができます。

もし、Gmailアドレスを複数持っている人は、合計するとさらに大きな容量を無料で使い放題ということになるんです。

例えば、アカウントを3つ持っている人だったら、それだけで45 GBの容量を無料で使えるということになるんですよね。

これは使わない手はないですね。

いろいろなデバイスからアクセスできる

次にパソコンでもスマホでもタブレットでも使えるというメリットがあります。

パソコンの場合だと、パソコン内にGoogle Driveのフォルダを作ってそこにファイルを保存・同期することもできますし、webブラウザでGoogle Driveにアクセスしてファイルを見たり編集したりすることもできます。

スマホはAndroid, iPhoneとも公式アプリが無料でダウンロードできますので、Google Driveにアップロードしたファイルをスマホでいつでも確認することができます。

パソコンを複数台持っている場合に、パソコン間でファイルを共有できるだけでなく、パソコンとスマホの間でもファイルを共有することができるので、ぜひ活用したいですね。

複数人での共同作業に向いている

Google Driveは、パソコン上で作ったファイルやフォルダをアップロードすることもできるのですが、クラウド上でGoogle Drive特有のファイルを作成することもできます。

Googleドキュメント(Microsoft Wordにあたるもの)、Googleスプレッドシート(Microsoft Excelにあたるもの)、Googleスライド(Microsoft PowerPointにあたるもの)と呼ばれるものですが、最大の特長としては、複数人で同時に同じファイルにアクセスしても共同で編集作業ができるということです。

例えば、Wordで作ったファイルをGoogle Driveにアップロードすることはできますが、誰かがそのファイルを開いていると他の人はそのファイルにアクセスしても開くことができません。

もちろん、編集を加えようとしても、最初に開いた人によってロックされてしまっていて、ファイルに対して変更を加えることができないのです。

最初に開いた人が編集内容を保存してそのファイルを閉じるまで、他の人はそのファイルを編集することができないんですね。

これが、Googleドキュメントだと、誰かがそのファイルを編集していても、他の人がそのファイルを開くこともできますし、何かしらの変更が加えられた場合はリアルタイムで反映されます。

要は、ファイルを開いていて他の人が編集を加えると、ファイルの内容が目の前で勝手にコロコロ変わっていくんですね。

これだと、離れている人同士でも同じファイルに対して一緒に作業を行うことができます。

ネットビジネスでの活用方法

ブログに関連するファイルを保存

ブログにアップロードする画像や記事の下書きなどを保存しておけば、万が一今使っているパソコンやスマホが壊れてもデータはそのまま残ります。

また、パソコンとスマホ両方で作業する人は、Google Driveのようなオンラインストレージを使った方がファイル共有は楽ですよね。

メルマガ読者に配布するレポートを保存

自分自身のファイルを複数のデバイスで共有するだけでなく、他の人にファイル共有するときにも使えるのがオンラインストレージのメリットです。

具体的には、無料レポートをメルマガに登録してくれた読者に配布するとき、いちいちメールをやりとりしたりしてファイルを送っていたら面倒くさいですよね。

でも、クラウド上のどこかにレポートのファイルをアップロードしておいて、「レポートが欲しい方はこのリンクからダウンロードしてください」という感じでアップロード先のアドレスを示すリンクを貼っておけば、こちらが何もしなくても読者の方が勝手にファイルをダウンロードすることができますね。

このように手間を減らせることがネットビジネスの大きなメリットで、そのメリットを実現するためにもオンラインストレージは欠かせないものなんです。