オンラインストレージは、インターネット(クラウド)上にファイルを保管できるサービスです。
パソコンを複数台持っている場合にファイルを簡単に共有できるだけでなく、万一に備えてファイルをバックアップしておけるという意味でも是非活用したいところですね。
有名なものでいうと、Dropbox、Google Drive、Microsoft OneDrive、Yahoo!ボックス、iCloud Driveなどがありますね。
それぞれどんなところが違って、ネットビジネスに使えるのはどれなの?と思う人もいるんではないでしょうか?
今回は、そんなオンラインストレージの違いについてまとめてみたいと思います。
オンラインストレージの特長は?
「そもそも、オンラインストレージって何?」ということについてもう少し詳しく解説すると、インターネット上でファイル・フォルダの新規作成、上書き保存ができ、複数のデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)で同じファイル・フォルダにアクセスできるシステム、ということになります。
普通、パソコンを使ってファイルを作る場合、そのパソコンの中にファイルを保存しますよね。例えば、「マイドキュメント」フォルダの中とか。
でも、その場合だと、他のデバイス例えばスマホからそのファイルを見ようとしても、ファイルにアクセスすることはできないですよね。
あるいは、万が一パソコンが故障すると、保存したファイルを再び見ることはできなくなってしまいますよね?
そんな問題を解決するために考え出されたのがオンラインストレージです。
パソコンの中ではなく、インターネット上の保存スペース(クラウド)にファイルを保存しておけば、パソコンで作ったファイルをスマホで閲覧・編集したり、パソコンが壊れて新しいパソコンに買い替えても、オンラインストレージにログインすれば、もともと作っていたファイルにもアクセスすることができます。
以上のように、ブログにアップする画像などのファイルは最初からオンラインストレージに保管しておけば、いつでもどこでもそのファイルにアクセスできて便利なことが多いです。
また、ファイルを他の人にも共有したい場合も、ファイルをオンラインストレージに保存しておけば、その保存先をURLのような形で共有したい相手に教えてあげれば、相手もそのファイルにアクセスできるようになります。
URLというのは、ホームページのアドレスのことですね。要は、ファイルをここに保存していますよというのを伝える文字列をリンク先として教えてあげるわけですね。
例えば、無料レポートを配布する場合も、オンラインストレージにレポートファイルを保存して、そのリンク先を読者に配布すれば、いつでも読者の好きなタイミングでレポートをダウンロードしてもらうことができます。
無料プランで使える保存容量は?
無料枠で使える容量は以下の通りです。
- Dropbox:2 GB
- Google Drive:15 GB
- Microsoft OneDrive:5 GB
- Yahoo!ボックス:5 GB
- iCloud Drive:5 GB
容量の点で見ると、Google Driveが無料で15 GBも使えるということで、一番良さそうですね。
あるいは、すべてのオンラインストレージを無料プランで使うと、32 GBも使えます。
有料プランにすれば使える容量は飛躍的に増やせますが、ネットビジネスにはこれぐらいで十分です。
アカウント作成に必要なものは?
上で紹介したいずれのオンラインストレージも、メールアドレスとパスワードを設定すれば、アカウントを作ることができます。
ただ、Google DriveはGmailのアドレス、OneDriveはOutlookメールのアドレス、Yahoo!ボックスはYahoo!メールのアドレスが必要になるということで、登録できるメールアドレスに制限はついてしまいますね。
また、iCloud Driveは、Appleのサービスなので、MacやiPhoneを持っている人でないと使う機会は少ないかもしれませんね。
一方、Dropboxはいずれのメールアドレスでも登録可能で、そういう意味では融通が利きます。ユーザーも結構多いです。
メールの記事でも書いた通り、すべてのフリーメールアドレスを持っておいた方がいいので、そういう意味ではすべてのストレージサービスのアカウントを持っておくのが容量を増やせるという意味でも便利だと思います。実際僕もそうしています。
上で紹介した各オンラインストレージサービスの詳細は、以下の記事で紹介していますので、あわせてチェックしておいてくださいね。